「2025年は積水ハウスの坪単価がさらに上がるって本当?」
「商品や地域によって金額にどれくらいの差が出るのか知りたい」
資材価格の高騰や人件費の上昇が続く中、積水ハウスでの家づくりを検討している方にとって、最新の価格相場は最も気になる情報ではないでしょうか。
予算オーバーで後悔しないためには、表面的な「坪単価」だけでなく、商品ごとの特徴や地域による変動要因を正しく理解する必要があります。
この記事でわかること
- 2025年時点での積水ハウスのリアルな坪単価相場と推移
- 鉄骨・木造(シャーウッド)など商品ごとの価格目安一覧
- 都市部や寒冷地など地域や条件によって価格が変わる理由
- 予算内で積水ハウスを建てるための現実的な対策とポイント
業界動向を踏まえた最新データをもとに、積水ハウスの価格の「今」を紐解きます。
この記事を読めば、あなたの計画予算が適正かどうかを判断し、自信を持って家づくりを進めるための基準が得られるはずです。
2025年の積水ハウス坪単価相場と値上げの背景
2025年現在、積水ハウスの坪単価は上昇傾向にあり、一般的な目安としては90万円〜150万円の範囲で推移しています。
かつては「坪80万円」と言われていた時代もありましたが、現在はオプションや諸費用を含めると坪100万円を超えるケースが標準的になりつつあります。
なぜこれほどまでに価格が上昇しているのか、その背景にある主な要因を見ていきます。
原材料費と物流コストの高騰
世界的なインフレや円安の影響により、鉄骨材、木材、コンクリート、ガラスといった建築資材の調達コストが大幅に上昇しています。
特に積水ハウスが得意とする鉄骨住宅では、鋼材価格の変動がダイレクトに建築費に反映される傾向があります。
また、原油高による輸送費の上昇も、現場への資材搬入コストを押し上げる要因の一つです。
これらのコスト増は企業努力だけで吸収しきれる範囲を超えており、結果として本体価格への転嫁が避けられない状況が続いています。
住宅性能の向上と義務化への対応
価格上昇はネガティブな要因だけではありません。
2025年4月から省エネ基準への適合が完全義務化されるなど、住宅に求められる断熱性能や耐震性能の基準が年々厳しくなっています。
積水ハウスでは、標準仕様でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を超える断熱材や、高性能なサッシを採用しています。
つまり、単に「高くなった」のではなく、家の基本スペックが底上げされ、「より高性能で快適な家」になった分のコストが含まれているとも言えます。
| 価格上昇の要因 | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 資材高騰 | 鉄骨・木材・樹脂・ガラス等の値上がり | 大 |
| 人件費上昇 | 職人不足・物流業界の2024年問題 | 中 |
| 性能向上 | 断熱等級・耐震等級の標準グレードアップ | 中 |
【商品別】積水ハウスの坪単価一覧と特徴

積水ハウスには、構造やデザインコンセプトの異なる複数の商品ラインナップが存在します。
選ぶ商品によって坪単価の目安は大きく異なるため、自分の希望するスタイルがどの価格帯に位置するのかを把握しておくことが重要です。
ここでは、主要な商品ごとの特徴と坪単価の目安を整理しました。
鉄骨住宅(イズ・シリーズ等)
積水ハウスの代名詞とも言える鉄骨住宅は、最高級外壁材「ダインコンクリート」を採用した「イズ・ロイエ」や「イズ・ステージ」が主力です。
重厚感のある外観と、大空間を実現する構造の強さが魅力ですが、その分坪単価も最も高い価格帯になります。
| 商品名 | 坪単価目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| イズ・ステージ | 110万〜160万円 | 最上級モデル・邸宅と呼ぶにふさわしい重厚感 |
| イズ・ロイエ | 95万〜140万円 | 主力商品・ダインコンクリート標準採用 |
| ビー・モード | 80万〜110万円 | 自由度の高い設計対応・比較的抑えめの価格 |
木造住宅(シャーウッド)
木造でありながら鉄骨並みの強度を持つ「シャーウッド」は、陶版外壁「ベルバーン」を採用できる点が最大の特徴です。
鉄骨に比べて設計の自由度が高く、木の温かみを活かしたインテリアが人気ですが、一般的な木造住宅と比較するとかなり高額な部類に入ります。
| 商品名 | 坪単価目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| グラヴィス・ステージ | 100万〜150万円 | 木造の最高峰・クリアビューデザイン |
| グラヴィス・ベルサ | 90万〜130万円 | 主力商品・陶版外壁ベルバーンとの相性抜群 |
| ザ・グラヴィス | 85万〜120万円 | 普遍的なデザイン・幅広い層に人気 |
平屋・3階建て・都市型住宅
階数によっても坪単価は変動します。
特に平屋は、基礎や屋根の面積が2階建てに比べて広くなるため、坪単価換算すると割高になる傾向があります。
逆に3階建てや4階建てなどの都市型住宅は、延床面積を確保しやすいため坪単価は落ち着くことがありますが、耐火性能などの追加コストが必要です。
| タイプ | 坪単価目安 | 傾向 |
|---|---|---|
| 平屋(里楽など) | 100万〜150万円 | 建築面積が広く基礎・屋根コストがかさむ |
| 3・4階建て(ビエナ) | 90万〜140万円 | 重量鉄骨採用・エレベーター設置で総額アップ |
地域や条件で変わる価格差の正体

「積水ハウスは全国一律価格ではないのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
基本的に商品のベース価格は統一されていますが、建築地の地域特性や敷地条件によって「見えないコスト」が加算され、実質的な坪単価に差が生じます。
ここでは、地域差が生まれる主な要因を解説します。
寒冷地仕様によるコスト増(北海道・東北など)
北海道や東北、北陸などの寒冷地では、標準地域よりも高い断熱性能が求められます。
断熱材の厚みを増す、トリプルガラス樹脂サッシを採用する、基礎を深くして凍結を防ぐといった「寒冷地仕様」への変更が必要です。
また、積雪に耐えるために屋根や構造を強化する必要もあり、温暖な地域と比較して坪単価が5万円〜10万円ほど高くなることが一般的です。
これは快適に暮らすための必須経費であり、削ることが難しい部分と言えます。
都市部の防火規制と搬入コスト(東京・大阪など)
都市部の住宅密集地では、「防火地域」や「準防火地域」に指定されているエリアが多く存在します。
これらの地域では、延焼を防ぐために窓を網入りガラスにしたり、外壁や軒裏の耐火性能を上げたりする必要があり、数十万円〜100万円単位の追加費用が発生します。
さらに、前面道路が狭い場所では大型トラックやクレーン車が入れないため、小型車両でのピストン輸送や手運び作業が必要となり、「小運搬費」や警備員配置などの人件費が坪単価を押し上げる要因となります。
| 地域特性 | コストアップ要因 | 備考 |
|---|---|---|
| 寒冷・多雪地域 | 断熱強化・基礎補強・融雪設備 | 坪5〜10万円アップ目安 |
| 都市・密集地 | 耐火仕様・小運搬費・駐車場代 | 条件により大幅変動 |
| 離島・遠隔地 | 資材輸送費・職人出張費 | 特殊ケースとして見積もり要 |
よくある質問(FAQ)
- 積水ハウスの坪単価に外構費用は含まれますか?
-
いいえ、含まれません。一般的に語られる坪単価は「本体工事費」のみを指すことが多く、外構費用、地盤改良費、屋外給排水工事費などは別途必要になります。総額予算を組む際は注意が必要です。
- ウッドショックの影響はまだ続いていますか?
-
ピーク時は過ぎましたが、木材価格は高止まりしています。現在は木材だけでなく、金属や樹脂製品を含めたあらゆる資材が値上がりしており、価格がコロナ禍前の水準に戻ることは考えにくい状況です。
- 平屋を安く建てる方法はありますか?
-
建物の形を単純な長方形や正方形にする「総二階」に近い形状を目指すとコストダウンにつながります。また、廊下を減らして面積を圧縮したり、高価な設備を減らしたりする工夫も有効です。
まとめ
2025年の積水ハウスの坪単価は、資材高騰や性能向上を背景に、高水準での推移が続いています。
商品選びでは鉄骨・木造それぞれの特性と価格差を理解し、地域によるコスト変動も考慮に入れた資金計画が不可欠です。
決して安い買い物ではありませんが、その価格には高い耐震性、断熱性、そして手厚いアフターサポートという価値が含まれています。
坪単価という数字だけに惑わされず、総額でのバランスを見ながら、納得のいく家づくりを進めていってください。
