「せっかく積水ハウスで建てるなら、おしゃれなだけでなく、家事が劇的に楽になる家にしたい」
「共働きで忙しいから、少しでも家事時間を短縮できる間取りが良い」
家の満足度を最後に決めるのは、デザインよりも「毎日の動きやすさ(動線)」です。
特に積水ハウスは、鉄骨・木造ともに大空間を作る技術に長けているため、壁や柱に邪魔されないスムーズな「回遊動線」を実現するのに最適なメーカーです。
この記事でわかること
- 行き止まりをなくす「回遊動線」の作り方とメリット
- 積水ハウスの「トモイエ」に見る、共働き特化型の間取り術
- 「洗う・干す・しまう」が10歩で終わるランドリー動線
- キッチンとダイニングを横並びにする「配膳0分」レイアウト
家事効率を最大化する「回遊動線(かいゆうどうせん)」の魔法
家事動線を良くするためのキーワード、それが「回遊動線」です。
家の中に行き止まりを作らず、ぐるぐると回れるように部屋を繋げることで、移動距離を大幅に短縮できます。
積水ハウスの「トモイエ」コンセプトを取り入れる
積水ハウスが提唱する「トモイエ」は、共働き家族が心地よく協力して暮らせる工夫が詰まっています。
その核となるのが、「誰か一人が家事をする」のではなく「自然と家族が動ける」仕掛けです。
例えば、キッチンの周りをぐるりと回れるアイランド型にすることで、冷蔵庫へ飲み物を取りに行く子供と、料理をする親がぶつかりません。
また、洗面所に対して「廊下」と「キッチン」の2方向からアクセスできるようにすると、朝のラッシュ時もスムーズに人が流れます。
鉄骨住宅(イズ・ロイエ)だからできる「壁のない動線」
一般的な木造住宅では、構造上必要な「耐力壁」が部屋の中央に来てしまい、動線を分断することがあります。
しかし、積水ハウスの鉄骨住宅(ユニバーサルフレーム・システムなど)は強靭な梁で建物を支えるため、数十畳のリビングでも柱や壁を極限まで減らせます。
この「構造の強さ」が、家具配置の自由度を高め、最短距離で移動できる動線計画を可能にしているのです。
「洗う・干す・しまう」を完結させるランドリー革命

家事の中で最も移動が多く、時間がかかるのが洗濯です。
「1階で洗って、2階のベランダに干して、畳んで、各部屋に配る」という重労働を、たった1つのエリアで完結させる間取りが主流になっています。
ランドリールームとFCLの隣接は絶対条件
室内干し派が増えた今、3畳程度の広めのランドリールームを作り、その隣にファミリークローゼット(FCL)を配置するのが「勝ちパターン」です。
これにより、ハンガーにかけたまま移動させるだけで「収納」が完了します。
| 従来の洗濯動線 | 最適化された動線 |
|---|---|
| ①1階で洗う ②濡れた服を持って2階へ ③ベランダに干す ④取り込んで畳む ⑤各個室へ運んでしまう | ①ランドリーで洗う ②その場で干す(室内干し) ③乾いたら隣のFCLへ移動 (畳まずハンガーのまま) |
「乾太くん」採用時の注意点
ガス衣類乾燥機「乾太くん」を採用する場合、積水ハウスでは排湿管を通すためのダクト工事が必要です。
鉄骨の場合、梁の位置によっては希望の場所に穴を開けられないことがあるため、設計の初期段階で必ず要望を伝え、ルートを確保してもらいましょう。
キッチン動線の正解は「横並びダイニング」

毎日の食事の準備と片付けを楽にするなら、キッチンのレイアウトは「対面型」よりも「横並び(ポポラート型など)」が圧倒的に有利です。
配膳と片付けが「横移動」だけで終わる
コンロやシンクの真横にダイニングテーブルを配置することで、出来上がった料理をカウンター越しに回り込んで運ぶ必要がなくなります。
スライド移動だけで配膳が完了し、食べ終わった食器もシンクへスムーズに戻せます。
積水ハウスの高級ラインである「キッチンハウス」との提携モデルなどを選ぶと、ダイニングテーブルとキッチンが一体化した美しいデザインも実現可能です。
よくある質問
- 回遊動線にすると坪数(費用)は増えますか?
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廊下を減らして部屋同士を繋ぐ形にすれば、坪数を抑えつつ回遊性を高められます。ただし、アイランドキッチンのように「周りに通路」が必要な設備を入れると、その分だけ床面積が必要になり、結果として建築費用が上がる傾向にあります。
- 間仕切りの少ない大空間は、空調が効きにくくないですか?
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積水ハウスは断熱性能(断熱等性能等級6以上など)が高いため、昔の家のような「広いと寒い」という心配は少なくなっています。それでも不安な場合は、全館空調「スマートエアーズ」の導入や、床暖房のエリア分けを検討すると快適性が保証されます。
- ランドリールームは日当たりが悪くても大丈夫ですか?
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はい、問題ありません。最近は「夜干し」や「花粉対策」で完全に室内干し派の方が増えており、日当たりよりも「風通し(換気扇・サーキュレーター)」と「除湿機」を重視する設計が一般的です。北側のスペースを有効活用するのも賢い手です。
まとめ
積水ハウスで家事動線を最適化するためには、「点」で考えるのではなく、生活の流れを「線」で繋ぐ意識が重要です。
- 行き止まりのない「回遊動線」で移動ストレスをゼロにする
- ランドリーとファミクロを直結させ、洗濯家事を一箇所で完結させる
- キッチンとダイニングは横並びにして、配膳の手間を減らす
- 積水ハウスの構造強度を活かし、壁の少ない大空間を実現する
図面上のパズルだけでなく、実際に「朝起きてから寝るまで」の自分の動きをシミュレーションしてみましょう。
積水ハウスの自由な設計力を味方につけて、家事が苦にならない「魔法の間取り」を手に入れてください。
