MENU

積水ハウスでの蓄電池導入は必要?メリット・デメリットと後悔しない選び方

「積水ハウスで家を建てるなら、蓄電池もセットにするべき?」「見積もりを見たら高額で驚いた…本当に元が取れるの?」と悩んでいませんか。太陽光発電までは決心できても、数百万円単位のコストがかかる蓄電池となると、二の足を踏んでしまうのは当然のことです。

災害時の安心感は欲しいけれど、日々の生活が苦しくなっては本末転倒。営業担当者に勧められるがまま導入して、「やっぱり必要なかった」と後悔することだけは避けたいはずです。

結論から言うと、積水ハウスでの蓄電池導入は、経済的な「元を取る」ことだけを目的とすると厳しい側面があります。しかし、「災害時の避難所代わりとしての価値」や「将来的な電気代高騰へのリスクヘッジ」を含めて考えれば、その価格以上のメリットを享受できるケースも多いのです。

この記事でわかること

目次

積水ハウスで蓄電池は「必要」か「贅沢」か

蓄電池の導入を検討する際、最も重要なのは「導入の目的」を明確にすることです。単に電気代を安くしたいという動機だけでは、高額な初期費用を回収するのに長い年月がかかり、「贅沢品」となってしまう可能性があります。

しかし、近年の自然災害の多さや電気料金の上昇傾向を考慮すると、その価値観は変わりつつあります。停電時に冷蔵庫が止まり食材がダメになるリスクや、真夏にエアコンが使えない恐怖を回避できる「保険」として捉えれば、決して高い買い物ではなくなります。

太陽光だけでは片手落ち?「創る」と「貯める」の関係

太陽光発電があれば昼間の電気は賄えますが、発電しない夜間や雨天時には電力会社から電気を買う必要があります。蓄電池があれば、昼間に余った電気を貯めて夜に使う「自給自足」に近いスタイルが可能になります。特に積水ハウスが推進するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)において、エネルギーをコントロールするHEMS(ヘムス)と連携した蓄電池は、家の性能を最大限に引き出すための重要なピースとなります。

積水ハウス経由で導入する3つのメリット

積水ハウス経由で導入する3つのメリット

ネットで検索すれば、積水ハウスの見積もりよりも安価な専門業者がたくさん見つかります。それでも多くの施主が積水ハウス経由で蓄電池を導入するには、価格差を埋めるだけの明確な理由があるからです。

住宅ローンへの組み込みで月々の負担を分散

後付けで蓄電池を購入する場合、リフォームローンを利用することになりますが、住宅ローンに比べて金利が高くなる傾向があります。新築時にまとめて導入すれば、超低金利の住宅ローンに組み込むことができ、月々の返済額の増加を数千円程度に抑えることが可能です。これにより、毎月の電気代削減分で支払いを相殺できるケースも珍しくありません。

外観を損なわない隠蔽配線とスマートな設置

積水ハウスの住宅は、美しい外観やインテリアも大きな魅力です。後付け工事の場合、配線が露出して壁を這ったり、室内に不自然な機器が設置されたりすることがあります。新築時の計画導入であれば、配線を壁の中に隠す「隠蔽配線」が標準となり、パワーコンディショナーやモニターの配置も生活動線を考慮した最適な場所に設置できます。

トラブル時の窓口一本化と長期保証の安心感

家は建てて終わりではありません。万が一システムに不具合が起きた際、ハウスメーカーと別の業者が施工していると、「原因がどちらにあるか」でたらい回しにされるリスクがあります。積水ハウス経由であれば、窓口はカスタマーズセンターに一本化され、迅速な対応が期待できます。長期保証制度と連動したサポート体制は、長く住む上で何物にも代えがたい安心材料です。

比較項目積水ハウス経由外部専門業者
初期費用相場より高め比較的安価
ローン金利低い(住宅ローン)高い(リフォームローン)
配線・美観壁内隠蔽ですっきり露出する場合あり
保証窓口建物と一本化業者ごとに連絡必要

決して安くはない!導入前に知るべきデメリット

決して安くはない!導入前に知るべきデメリット

メリットがある一方で、デメリットもしっかりと理解しておく必要があります。特にコスト面に関してはシビアな視点を持つことが重要です。納得して契約するために、ネガティブな要素にも目を向けましょう。

市場相場より割高になる傾向がある

積水ハウスの見積もり提示額は、ネット上の格安業者と比較すると20%〜30%程度高く見えることがあります。これは仲介手数料や管理費が含まれているためですが、単純な機器代金だけで比較すると「高い」と感じるはずです。予算が厳格に決まっている場合は、この価格差が大きなハードルとなります。

寿命と交換コストの問題

蓄電池は永久に使えるわけではありません。スマートフォンと同じリチウムイオン電池を使用しているため、充放電を繰り返すことで徐々に容量が低下します。一般的に15年〜20年程度が寿命と言われており、そのタイミングで交換やメンテナンスが必要になります。将来的に数百万円の交換費用が発生する可能性があることを、長期修繕計画に入れておく必要があります。

後悔しない選び方!「全負荷」と「特定負荷」

後悔しない選び方!「全負荷」と「特定負荷」

いざ導入を決めても、機種選びを間違えると「停電時にエアコンが使えない!」といった事態になりかねません。蓄電池には大きく分けて「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類があり、ライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。

家中まるごと電気を使いたいなら「全負荷型」

停電時でもIHクッキングヒーターで料理をしたい、全室の照明やエアコンを使いたいという場合は「全負荷型」がおすすめです。200Vの家電製品にも対応しているため、エコキュートでお湯を沸かすことも可能です。価格は高くなりますが、普段とほぼ変わらない生活を維持できるため、二世帯住宅やペットがいる家庭で選ばれています。

必要最低限でコストを抑える「特定負荷型」

停電時はリビングの照明と冷蔵庫、スマホの充電ができれば十分と割り切るなら「特定負荷型」が適しています。あらかじめ指定した回路にのみ電気を供給する仕組みで、導入コストを抑えられるのが魅力です。ただし、エアコンやIHなどの200V機器は使えないケースが多いため、真夏や真冬の停電対策としては心許ない側面もあります。

タイプ停電時の使用範囲200V機器価格目安
全負荷型家全体使用可能高い
特定負荷型指定回路のみ不可が多い安い

よくある質問

新築時に導入せず、後付けすることは可能ですか?

可能です。ただし、将来設置するための配線(空配管)を建築時に施工しておくことを強くおすすめします。配管準備がないと、後付け工事の際に壁に穴を開けたり、配線が露出したりして、家の気密性や断熱性を損なうリスクがあります。

電気自動車(EV)を持っていますが、蓄電池は必要ですか?

EVは大容量の蓄電池としても使えます。そのため、家庭用蓄電池の代わりに「V2H(Vehicle to Home)」システムを導入する選択肢も有効です。ただし、車で外出している間は家で電気が使えないため、ライフスタイルによっては家庭用蓄電池との併用や、トライブリッドシステムの検討も視野に入ります。

補助金は利用できますか?

国や自治体から補助金が出るケースが多いです。特にZEH関連の補助金や、東京都などの自治体独自の助成金は額が大きい傾向にあります。予算枠や申請期限があるため、最新情報は必ず営業担当者や自治体のホームページで確認してください。

まとめ

積水ハウスでの蓄電池導入は、決して安い買い物ではありません。しかし、住宅ローンに一本化できるメリットや、隠蔽配線による美観の維持、そして何より「積水ハウスの家」としての保証と安心感は、価格差以上の価値をもたらします。

「元を取る」という経済性だけでなく、「家族の安全と快適な暮らしを守る」という視点で検討することが重要です。予算と相談しながら、全負荷型か特定負荷型か、あるいは将来を見越した配線準備のみにしておくか、ご家庭に最適なプランを選択してください。

目次