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積水ハウスの維持費は高い?税金・保険・初期費用・修繕積立金を解説

「夢のマイホームがついに完成!」と鍵を受け取った瞬間は、人生で最も晴れやかな時かもしれません。しかし、家づくりのお金の話は、引き渡しを受けて終わりではないのが現実です。むしろ、そこからが「維持費」という名の長い支払いのスタート地点でもあります。

特に積水ハウスのような高品質な住宅の場合、「建物が良いから税金も高いのでは?」「メンテナンス費はどうなるの?」と不安を感じている方も多いはずです。住宅ローンの返済に加え、定期的に発生するランニングコストを正しく把握していなければ、せっかくの新生活が家計を圧迫することになりかねません。

この記事でわかること

目次

積水ハウスは税金が高い?固定資産税と不動産取得税の真実

「積水ハウスで建てると固定資産税が高くなる」という噂を耳にしたことはありませんか。これは単なる噂ではなく、日本の税制上の仕組みが大きく関係しています。まずは、絶対に逃れられない「税金」について、その仕組みと覚悟すべき金額感を見ていきましょう。

なぜ積水ハウスの固定資産税は高くなりやすいのか

固定資産税は、建物の「評価額」に基づいて算出されます。この評価額は、建築費そのものではなく、「どんな資材を使って、どれくらい手間をかけて建てたか(再建築価格)」によって決まります。

積水ハウスの主力商品である「イズ・ロイエ」などの鉄骨住宅は、木造住宅に比べて法定耐用年数が長く設定されています。木造は年数が経つと評価額が下がりやすい(税金が安くなりやすい)のに対し、鉄骨造は評価額が下がりにくく、高い税額が長期間続く傾向があります。また、外壁材「ベルバーン」や全館空調、太陽光発電などの高価な設備も評価額を押し上げる要因となります。「良い家ほど税金が高い」という現実は避けて通れません。

忘れた頃にやってくる「不動産取得税」

固定資産税とは別に、引き渡しから半年〜1年ほど経った頃に突然通知が届くのが「不動産取得税」です。これは土地や建物を手に入れた際に一度だけ支払う地方税です。

多くの一般的な住宅では、軽減措置(控除)が適用され、建物部分の税額は0円〜数万円程度に収まることがほとんどです。しかし、積水ハウスのような評価額の高い住宅や、二世帯住宅などの大きな家の場合は、控除額を超えてしまい、十数万円の請求が来るケースもあります。通知が来てから慌てないよう、引き渡し時に数十万円は予備費として残しておくことが賢明です。

税金の種類支払い時期積水ハウスの傾向
固定資産税毎年4月〜6月頃鉄骨造は下がりにくく高め
都市計画税毎年4月〜6月頃市街化区域なら課税対象
不動産取得税入居後6ヶ月〜1年後軽減措置で0円になる場合も多い

火災保険と地震保険|鉄骨造のメリットを活かす

火災保険と地震保険|鉄骨造のメリットを活かす

税金では不利な面があった鉄骨造ですが、保険料に関しては大きなメリットがあります。火災保険や地震保険は、建物の構造によって保険料率がランク付けされており、災害に強い建物ほど安くなる仕組みだからです。

「T構造」による保険料の削減効果

積水ハウスの鉄骨住宅は、火災保険の構造区分で「T構造(耐火構造)」に分類されます。一般的な木造住宅(H構造)と比較すると、火災保険料は約半額〜3分の1程度まで安くなることがあります。

木造商品である「シャーウッド」も、省令準耐火構造に適合していればT構造と同じ扱いを受けられます。積水ハウスで建てる場合、基本的には保険料が優遇される構造になりますが、補償内容(水災をつけるか、家財をいくらにするか)によって金額は大きく変わります。最近は保険料の値上げが続いているため、5年一括払いなどで少しでもコストを抑える工夫が必要です。

新生活スタートにかかる初期費用リスト

新生活スタートにかかる初期費用リスト

税金や保険といった手続き上の費用以外にも、実際に住み始めるためには細々とした出費が積み重なります。「家にお金をかけすぎて、家具を買うお金がない」とならないよう、以下の項目も予算に組み込んでおきましょう。

意外と高い?カーテン・照明・アンテナ工事

積水ハウスの見積もりに含まれていれば良いのですが、これらが「別途工事」や「施主支給」になっている場合は要注意です。特にオーダーカーテンは、窓の数が多いと数十万円〜100万円近くかかることもあります。

また、テレビを見るためのアンテナ工事や、インターネットの開通工事費も忘れてはいけません。最近は光回線でテレビを見る家庭も増えていますが、月額料金が発生するため、初期費用としてのアンテナ設置と比較検討することが大切です。

近隣挨拶と引越し費用

新しい土地での生活を円滑にするために欠かせないのが、ご近所への挨拶回りです。手土産代(一軒あたり500円〜1,000円程度)を用意しましょう。向こう三軒両隣だけでなく、工事中に迷惑をかけた可能性のある範囲まで広げておくと安心です。

引越し費用は時期によって倍以上変わります。3月〜4月の繁忙期に引き渡しが重なる場合は、早めに見積もりを取り、少しでも安く抑える交渉が必要です。エアコンの移設がある場合は、その脱着費用も追加されます。

長期的な視点でのメンテナンス積立

長期的な視点でのメンテナンス積立

積水ハウスは「初期保証30年」などの手厚いアフターサポートを掲げていますが、これは「何もしなくても30年間無料」という意味ではありません。保証を延長するためには、10年目などの節目で「有償メンテナンス工事」を受ける必要がある場合があります。

確かに外壁のベルバーンは塗装不要と言われていますが、屋根やバルコニーの防水、シーリング(目地)、防蟻処理などは定期的なメンテナンスが必要です。10年後、20年後にまとめて百万円単位の出費が発生することを想定し、月々1万円〜2万円程度は「家の修繕費」として積み立てておくのが理想的です。

よくある質問

積水ハウスの固定資産税は、年間いくらくらいですか?

建物の大きさや設備によりますが、延床35坪程度の鉄骨住宅で、新築当初は年間15万〜20万円程度が目安となることが多いです。長期優良住宅の認定を受けていれば、最初の5年間(マンションなどは7年間)は半額に減税されます。

火災保険は積水ハウス経由で入るべきですか?

積水ハウスのグループ会社(積水ハウスフィナンシャルなど)が提案する保険は、建物仕様に合った割引が適用されたり、手続きがスムーズだったりするメリットがあります。ただ、ネット保険の方が安い場合もあるため、必ず相見積もりを取って比較しましょう。

すまい給付金や住宅ローン控除で戻ってくるお金はありますか?

はい、要件を満たせば戻ってきます。特に住宅ローン控除は年末調整で大きな金額が還付されるため、これを固定資産税の支払いに充てる計画を立てる方が多いです。制度は年度によって変わるため、最新情報を確認してください。

まとめ

積水ハウスの引き渡し後にかかる費用について解説しました。税金面での負担は多少大きいものの、火災保険の安さやメンテナンスサイクルの長さなど、高品質な住宅ならではのメリットもあります。最後に要点を整理します。

「家を建てて終わり」ではなく、そこから始まる豊かな暮らしを守るために。必要なお金を正しく把握し、準備しておくことが、長く安心して住み続けるための秘訣です。あなたの新生活が、金銭的な不安なくスタートできることを願っています。

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